バレエはお金持ちの習い事?

「バレエはお金持ちの習い事」というのは誰もが持っているイメージだと思います。
私もそれは否定しません…が、我が家はお金持ちどころか母子家庭ですし、訳あって養育費は一切もらっていません。
私は働いていますが普通の会社員ですし、実家がお金持ちというわけでもありません。
しかし、娘はもう十数年もバレエを続けています。

ballet_tips_dance_265066前にも書きましたが、昔と違ってバレエを習うお子さんが増えています。
そのおかげか、教室も増えてわざわざ遠くの教室まで交通費をかけて通う必要もありませんし、月謝もびっくりするほど高くはないと思います。
そう、月々にかかるお金だけにフォーカスすると、他の習い事とそれほど変わりありません。
では何にお金がかかるのかというと、発表会です。
教室にもよりますが、1~2年に1度、発表会が行われます。
発表会では、衣装代、チケット代、出演料、その他もろもろ…湯水のようにお金が出ていきます。
それでも小さなうちは合計で数万円ぐらいだったと思います。
子どもの習い事に一度に数万円!?となると、結構な支出だと思いますが、私は年間にかかるお金として考えていましたので、こんなもんかなぁといった感じでした。
例えば月謝が5,000円、年に1度の発表会にかかるお金が3万円だとすると、発表会の経費を12カ月で割って2,500円。
5,000円+2,500円=7,500円
これが1カ月にかかるバレエ代と思えば、それほど高くは感じませんし、もっとお金のかかる習い事はたくさんあります。
ただし、小さな子でも発表会の出演料が一律10万円で発表会に出ない子も多いという教室もうちの近所にありますので、教室に入る前に発表会の頻度とどれくらいのお金がかかるのかを尋ねられた方がいいと思います。

お金が本当にかかるのは、レッスンの数を増やしてからです。
ある程度大きくなって、出番の多い役をもらったり、プロの男性ダンサーと組ませてもらったりするようになると、結構な出費になります。
我が家で、年間の出費は40~50万円ぐらい。
1カ月の金額として換算すると40,000円ほどです。
かなり家計を圧迫する金額ですが、同じクラスの子どもたちと比べるとレッスン数も少ないので、他のご家庭はそれだけ裕福なんだと思います。
娘も我が家の財政状態が他の家庭とは違うということはちゃんと理解しています。
少ないレッスンの中で、サボったり気を抜くということは一切なく常に全力で取り組んでいますので、毎回他の子と遜色ない役をいただきコスパはかなり良いかと思います(笑)。

たまに他のお母さまと、お金の話になることがあります。
夫婦共働きのご家庭で、バレエに関して非協力的なご主人から苦情を言われないよう、バレエにかかるすべてのお金をお母さまの収入でやりくりなさっているということでした。
そういえば熊川哲也さんのお母さまは、昼間はスーパー、夜は寿司屋と仕事をかけもちして、哲也さんの英国留学を支えていたそうです。

では、裕福でもないのに、無理をしてでもバレエを続けさせるのはなぜなのか?
これは、ひとことでは言い表せません。
気軽に始めたバレエですが、本人はもちろん、私の思い入れも強くなっているので「お金がかかるのでやめさせる」という選択肢は私にはありません。
多少無理をしても、やらせてあげたいという気持ちです。
しかし高校生ぐらいになると、将来バレエで生計を立てることが可能か否かということは何となくわかります。
バレエで生計を立てることがないのなら、今やっていることは「趣味」ということでしょうか。
普通に考えて、ただの「趣味」にそれだけのお金をかける価値があるのか?
お友だちのお母さまと、そんな話題になることがあります。
これもひとことでは言い表せませんが、やめるとなると、これまでにかかったお金と時間と労力から、それまで親が勝手に抱いていた夢や希望が絶たれるような感覚もあります。

話が逸れましたが、まだ小さなうちは、そこまで考える必要はないと思います。
娘のクラスは、トウシューズを履く時期(小学3年生ぐらい)から数年で人数が半数ほどになりました。
トウシューズでうまく踊れず辛くてやめた子もいましたが、「本当にやりたいこと」に気づいてスポーツなどに転向した子もいます。
とりあえず、その「本当にやりたいこと」を見つけるまでと考えると、お金持ちでなくても気軽にできる習い事なのではないでしょうか。

よろしければクリックお願いします↓
br_banner_paris

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です